【確定申告ってなんだ?】①確定申告ってなんだ??
それでは、また次回まで💛
新年あけて、仕事に戻っていますが、なかなかエンジンがかかりません💦とはいえ、税理士業界の最も忙しいこの時期。ボーっとしているわけにはいかないので、集中力あげていきたいところです。
実は、Jules家には年末に2ニャン目の猫様がトライアルに来ています。先住ニャンの小雪さんにとってはやはり負担が大きいようで、仕事と同時に2匹の猫様方のお世話もしっかりやらねば・・・。そんなJulesの年明けです!
さて、新年あけると確定申告シーズンが始まります。本格的には2月からなのですが、1月から始めれば「間に合わない!!」ということもなくなるので、是非今から始めましょう。
ということで、今年は確定申告について少しずつお伝えしていきます。今日は初歩の初歩。そもそも確定申告って何・・?についてです。
確定申告って・・・なに?
確定申告が始まります!!って言われるけど、正直よくわからないんだよね。
今の時期に言われている確定申告は、個人が所得税を計算し、納税するための手続きです。
「確定申告」ってこの時期になると、新聞やテレビ、インターネットでもよく流れてくるワードですよね。じゃ、確定申告ってなんなのでしょうか?「確定申告」を辞書で引くとこのように書かれています。
所得税・法人税などのように、一定期間内に累積した所得に対して課される租税について、納税義務者が課税期間の終了後、その期間中の課税標準および税額を税務署長に申告すること。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E7%94%B3%E5%91%8A/
なんか、難しい説明ですね・・・。
税金は、いろいろな方法で課税がされます。消費税のように、一件一件の取引の際に課税されるものもあれば、一定期間に発生した税金が課税される対象物を集計して課税されるものもあります。
「確定申告」は後者のスタイルで課税される種類の税金についての手続きのことです。
この時期に皆さんが目にする確定申告は、個人について課税される「所得税」に関するものです。
所得税を計算するための期間は毎年1月1日から12月31日までと決められているので、2022年1月1日~12月31日までの期間に、個人が取得した所得(いわゆる儲けのことです。)を集計して、所得税を計算する手続きのことを「確定申告」と呼ぶのです。
所得ってなんだ?
なるほどね。ってことは、ボクは去年カフェを開いて儲けがあるから、確定申告しなきゃならないってことか。
ハテナさんの様な事業主の皆さんは、商売によって売上げを稼ぎ、それで生活しています。その稼ぎから出た儲けのことを所得って呼びます。
ハテナさんのように、事業を行っている人達はもちろん、給与をもらっている人、土地や家などを売った人、それから副業をやっている人、はたまた、企業が行った懸賞などで高額な賞品をもらった人・・・。みなさん、それぞれに行った「経済的な活動」から、お金を得ていますね。
この「経済的な活動から手に入れた利益」のことを「所得」と呼びます。なので、所得の範囲はものすごく広いのです。
その年の1月1日から12月31日までの間に、個人が得た所得を集計したものにかけられる税金が「所得税」なのです。
※ただし、個人からモノやお金をもらった場合には、「贈与税」という違う種類の税金が課税されるので、ご注意を。贈与税については別の機会に・・。
確定申告期限は3月15日!税金の納付期限も3月15日!
へ~。ボクらみたいな個人事業主だけでなく、いろんな人が確定申告をやっているんだ。
その通りです!確定申告はその年の翌年3月15日が期限です!また、所得税の納付期限も3月15日です!
確定申告は、一年間の所得を全部集めて、その翌年の2月16日から3月15日までの間に行うこととされています。
昨年以前では、新型コロナウィルス感染症の影響で4月15日まで申告期限が延長されたこともありましたが、原則として3月15日が申告期限となります。また、計算の結果、所得税の納税が必要な場合には、所得税の納付期限も3月15日となります。
※3月15日が土日祝日の場合は、その次の平日が申告期限となります。
確定申告をしなくてはいけない人が、3月15日までに申告を行わなかったり、納税を行わなかった場合には、無申告加算税や延滞税などのペナルティがあります。また、青色申告などの税に関するメリットが受けられなくなる場合もあります。
なので、所得がある人は、確定申告が必要か早めに確認し、1月から準備を始めることをオススメします!!
それでは、また次回まで💛
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