「申告」ってなんだ

こんにちは!税理士Julesです。
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税や経理に関するブログの第一弾として、まずはイロハのイ、「申告」について説明したいと思います。

自分で申告して自分で納税する。<申告納税制度>

そもそも、「申告」とは、何でしょう。

しん‐こく【申告】 の解説
[名](スル)
1 申し告げること。「選手の交替を―する」
2 国民が法律上の義務として、官庁などに一定の事実を申し出ること。「一時所得として―する」「確定―」

goo国語辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%94%B3%E5%91%8A/

と、辞書にはあります。
日本では、所得税、法人税、相続税、地方税、酒税、消費税など、いろいろな名目で税金が課税されています。その多くは納税をする私たちが自ら税金の金額を計算し、国や地方自治体にそれを申し出て、納税をすることになります。これを「申告納税制度」と言います。

自分の税金を自分で計算し申告するということは、「オカミ」が税金を勝手にかけて取っていく訳ではなく、納税者が自分から税金の計算をし、納税を行うというとても民主的な行いです。この申告納税制度は、ちょっと大げさな話ですが、民主主義にとってとても大切な制度とされています。

みんなで決めて、みんなで守る。<租税法律主義>

日本国民には納税の義務があります。税金は、私たち国民が大切に持っている財産を国が徴収するものです。勝手に国民の財産を持って行かれるのは困りますよね。なので、憲法で「税金を課税する時には、法律で定めなくてはならない!」と定めています(憲法84条)。

日本の最高法規と言われる憲法で定める・・ということは、すごく大事な事なんです。これが守られないということは、国が勝手に税金を作って、勝手に私たちの財産を取り上げる!というディストピアの様な世の中になってしまうのです。

法律は、国会で定められます。では、国会議員は・・・国民が選挙で選びます。

なので、自分の税金を法律に従って計算し、自ら納税する、という行為はまさに「民主主義」を実践していることに他なりません。そう考えると、私たちの「申告」がとても大切な事なのがわかるのではないか、と思います。

納税は事業が成長している証

毎年やってくる確定申告は、面倒だし税金は高いし、ちょっと憂鬱だな・・と思う方も多いと思います。でも、商売の利益に課税される所得税、法人税は儲かった時にしか税金がかかりません。

つまり、納税が発生する、ということは儲かっている証拠🤩🤩なのです。法律に定められた税金だけを支払えばいいので、無用な税金を払わないように適切な節税は大切です。でも、過度な節税は事業を圧迫するだけで良い事はありません。

※節税の域を超えると脱税💀💀となりますので、決してそこに足を踏み入れないように!!

ちょっと大げさかもしれませんが、民主主義の国で生活する私たちは、「申告」という行為を行うことは権利であり、とても素晴らしい事だと私は思います!

それでは、また次回まで💛

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