小さい組織こそ、無理のないDX化を目指しましょう。
こんにちは。杉並区方南町の税理士、澤田祐子です。
GWが終わって、少し蒸し暑い日が増えてきました。我が家の2ニャン目のマカロンちゃんは、長毛の猫なので少し暑そうな時が増えてきました。早めに冷房を入れて、夏バテせずに過ごして欲しいです。マカロンの様子は、インスタで紹介していますので、のぞいてみてください💛
さて、今日のブログはバックオフィスのDX化についてです。皆さんの事業所は、DX化していますか?
DX化は無理のないところから。
うちのお店、今まで現金オンリーだったけれど、そろそろキャッシュレス決済入れようかな。
キャッシュレス決済を入れると、売上管理のDX化ができますね。
飲食店や小売業の場合は、キャッシュレス化への流れは止められない時代になってきました。売上金をキャッシュレス化することにより、売上管理をDX化することができます。
キャッシュレス決済を導入するためには、エアレジなどのキャッシュレス売上を仲介するためのシステムを導入する必要があります。この様なサービスには、売上金を管理するだけでなく、日別の売上傾向の分析機能がついており、手で伝票を集計しなくても、便利に自分の売上を把握することができるようになります。
売上のキャッシュレス化のように、DX化が目的ではなく、お客様の利便性を上げるためのものであれば、無理なく導入することができます。この様な外部サービスをうまく使うことによって、一石二鳥の効果が得られるのがDX化の最大のメリットと言えるでしょう。
ITツールを秘書の代わりに使ってみよう。
最近忙しくて、バイトのシフト作成とか、やることを忘れちゃうことがあるんだよね。
忙しい経営者の秘書替わりに、タスク管理ツールを使ってみてはどうでしょう?
スモールビジネスの経営者の皆さんは、日々の営業に関する業務に加えて、人事管理や経理業務など、細かい仕事がたくさんあります。忙しすぎて、やることを忘れてしまって、うわ!!ってなることも多いのではないでしょうか。
そういう「やる事」を管理するために、タスク管理ツールを使ってみるのもいいと思います。
最近私が使ってみて、使い勝手が良いと思っているのが、Asanaというプロジェクト管理ツールです。
高機能なプロジェクト管理ツールではありますが、タスク管理ツールとしても優秀です。バックオフィス業務は、支払いであったり、仕入品の注文であったり、同じようなタスクが一定期間ごとに繰り返し発生するものです。
Asanaでは、繰り返しのタスクの設定が簡単にできるため、「毎月20日に●●を行う」というタスクを作ることで、定型業務を忘れないようにすることができます。
また、クラウドサービスなので複数人で使うこともできます。経営者と従業員とで、タスクを共有したり、タスクを割り当てたりすることができるので、とても便利です。
タスク管理だけなら、無料で使えるのもうれしいところです。
無料で、日々の「やる事リスト」を作るところからDX化を進めてみるのもいいでしょう。
お金をかけずに、少しずつ進めるのがコツ
無料で使えるクラウドツールって結構あるんだね。
有料ツールもお試し利用期間があるので、まずは自分で使ってみましょう。
DX化は、会社によって必要なものも、使う人のレベルもさまざまです。事業主が使いたいと思っても、従業員がついて来てくれない、ということもあります。
なので、全てを一気に進めるのではなく、まずは無料で使えるものから、経営者自身が自分の仕事の管理のために使ってみることをお勧めします。自分で使ってみて、従業員も無理なく使えそうなら、全社で導入する・・・というようなステップを踏むことが、DX化に失敗しないコツです。
DX化はお金をかけなくてはできないと思っている経営者の方も多いのではないでしょうか。でも、今はサブスクの時代です。必要なサービスを少しずつ導入することで、コストを最小限に抑えてスタートすることができます。
できるところから少しずつ初めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- スモールビジネスのDX化は、必要なところから、少しずつ。
- 無料で使えるクラウドツールもたくさんあるし、お試し期間があるので気軽に試してみましょう。
- 経営者が自分で使ってみることが、失敗しないコツ。全社への導入はその後で。
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